auやSoftBank、ドコモで携帯電話を契約したことがある方は、駅前などの近所にあるショップに行って契約することはご存知の通りです。
IIJmioでは、自社の店舗は設けられていません。
「じゃあどこで契約したりすれば良いの?」と疑問に思う方も多いと思います。
そこで今回はIIJmioに乗り換える手順や、準備するものを詳しく説明していきます。
目次
IIJmioの契約は家から出来る!
さて、店舗がないIIJmioですが、どこで契約するかというと、全て家から申込みが可能なんです。
もちろん、ネット環境がある家になります。
IIJmioでは、SIMの申込みやプランの変更、キャンペーンの応募、サポートの問い合わせはIIJmioのWebサイトで受け付けています。Webからの申込みであれば、24時間365日いつでも受け付けていますので仕事で忙しい方も安心して申し込む事が出来ます。
もう家から遠いショップや、混んでるショップに行ってわざわざ待つ必要なんてないんです。
乗換え前に確認しておきたいもの
今の電話番号を引き続き利用したい方はMNP
今使っている携帯をそのままIIJmioでも使いたい方はSIMロック解除
それぞれ、乗換え元で手続きを行う必要があります。
電話番号が変わってもOKで、新しくスマホを買おうと思っている方はMNP、SIMロック解除どちらも不要です。
MNPについて
MNPはモバイルナンバーポータビリティーといいます。
この手続きを行う事で、今使っている電話番号を他社でも使うことが出来るようになります。
乗換え元での手続きをMNP転出、乗換え先での手続きをMNP転入といいます。
MNPを行う場合、IIJmioでの申し込みの前に乗換え元にて「MNP予約番号」を入手しておく必要があります。MNP予約番号は発行日を含め15日の期限がありますので、番号を入手次第すぐにIIJmioの申込みを行うようにしましょう。
MNP予約番号を入手した時点ではまだ解約はされず、IIJmioでスマホが使えるようになってから解約されることになります。また、期限を過ぎてもMNP転入が行われなかった場合も解約されることはありませんので、ご安心下さい。
SIMロック解除について
基本的にキャリア携帯は、自社の通信サービスでのみ利用できるようにSIMにロックがかかった状態になっています。このロックを解除することで他社のSIMでも利用できるようになります。
IIJmioの通信はドコモ網(タイプD)を利用しているため、ドコモのスマホであればSIMロック解除は不要で、そのままIIJmioで利用することができます。SoftBank、auの携帯電話を利用している方は、SIMロック解除を行うことでIIJmioでも利用できるようになります。
各キャリアでSIMロック解除手続きを行うための条件が記載されていますので、今使っているスマホがSIMロック解除できるか、確認しておきましょう。
補足事項として、IIJmioではau網を利用したタイプAというSIMも販売されていますが、利用できるエリアがauの4G LTEエリア、WiMAX2+エリアに限られてしまいます。実際に利用できるエリアはまばらであり、利用できないエリアでは圏外となり、データ通信・音声通話が出来ない状態になるため、auの携帯電話を利用していてもSIMロック解除を行い、タイプDのSIMを契約すると良いでしょう。
IIJmioで動作確認済みの端末一覧は以下のリンクから確認することができます。
「折角乗り換えたのに通信できない!」なんてことがないように事前に確認しておきましょう。
SIMロック解除の手続きはショップでも行う事が出来ますが、手数料(3,000円)かかります。
公式サイトから行えば手数料がかからず、5分程度で終わりますので公式サイトから実施するようにしましょう。手続きを行うタイミングは、乗換え元の解約前であればいつでも問題ありません。
IIJmioの乗換え手順
それでは、実際に乗り換えるための手順をお伝えします。
手続き自体は簡単に済みますので、そんなに身構える必要はありません。
申込みから大体3~4日で、みおふぉんが利用できるようになります。
準備するもの
・クレジットカード
・メールアドレス
・本人確認用書類
・MNP予約番号(今の電話番号を使いたい場合)
メールアドレスは今使っているキャリアメール以外のものを使います。
無料で簡単に登録できるので、メールアドレスを持っていない方はささっと作ってしまいましょう。
Androidのスマホを利用予定であれば、Googleアカウントを作っておけばメール以外にも活用できるので便利です。
gmail(@gmail.com)
yahoo!メール(@yahoo.co.jp)
Hotmail(@outlook.jp / @outlook.com / @hotmail.com)
本人確認用書類について
本人確認用書類は申込みの際に画像をアップロードする事になります。
以下のいずれかを用意しておきましょう。
注意点として、マイナンバーが記載された書類は本人確認用書類としては使用できません。
マイナンバーが記載されていないものを使用しましょう。
また、運転免許証など、有効期限があるものについては期限が切れていないものを使用しましょう。
・運転免許証
・個人番号カード(マイナンバーが記載されていない表面のみ)
・日本国パスポート
・被保険者証(国民健康保険/健康保険)
・特別永住者証明書
・在留カードまたは外国人登録証明書
・住民基本台帳カード
・身体障がい者手帳
・精神障がい者保健福祉手帳
以下の場合、補助書類が必要になります。
・療育手帳
・運転経歴証明書
・外務省の発行する「身分証明票」
・本人確認用書類と現住所が異なる場合
補助書類となるものは以下の通りです。
・住民票(発行から3ヵ月以内のもの。マイナンバーが記載されていないこと)
・公共料金領収書(発行から3ヵ月以内で住所の記載があるもの。電気・都市ガス・水道のみ)
その他
その他に確認しておくものとして、SIMのサイズがあります。
SIMのサイズは標準・micro・nanoの3種類があります。
サイズが違うと、スマホにセット出来ないため、利用予定のスマホのSIMカードのサイズは事前にチェックしておきましょう。
「端末名 SIM」などで検索すれば、どの種類のSIMなのかは簡単にわかります。
IIJmioのホームページでSIMを申し込む
IIJmioのホームページより、「ご購入 お申込み」をクリックします。
「初めてIIJmioをお申し込みになるお客様」の「mio会員登録・お申込み」を選択
規約等を確認後、「次へ」を選択
パッケージをお持ちでない方を選択して「次へ」
端末とSIMをセットで購入か、SIMのみ購入かを選択して「次へ」
エコプランの加入を考えている方は端末とSIMをセットで購入しましょう。
SIMカードのプランについて、選択するポイントは以下となります。
・回線はタイプDを選択
・SIMカードの機能は音声通話機能付きSIMを選択
・MNPを行うならMNP転入を選択
・SIMカードのサイズは間違えないように選択
その他は自身のお好みで選択してください。
契約後も公式ページからプラン変更は可能ですので、そこまで悩む必要はないかと思います。
あとはIIJmioの基本登録情報を記載し、申込み完了となります。
開通センターに電話する
申込み後、3~4日で申し込んだSIM、端末が配送されます。
IIJmioのSIMが届いたら、同封の書面に記載されている「IIJmioオンデマンド開通センター」へ電話をかけ、開通手続きを行います。
手続き完了後、10分程度で以前のSIMが利用できなくなり、新しいSIMが使えるようになります。
スマホにSIMを挿すだけで利用できるようになります。
SIMの挿し方
iPhone、Android共通です。
端末の側面に小さい穴の空いたSIMトレイがあると思います。
そこに、端末購入時に一緒に付いてくるピンをぶすっと挿します。
ピンがない場合、クリップ等でも代用可能です。
すると、中からSIMトレイが出てくるので、そこに購入したSIMをセットします。
SIMは一箇所だけ角の形が異なるため、サイズさえ合っていれば間違うことなくセットできるようになっています。
まとめ
乗り換え手順については以上となりますが、如何でしたでしょうか?
MNP、SIMロック解除など、一見すると難しい言葉が出てきましたが手続き自体は簡単に行う事が出来ます。これが終わればいよいよ、みおふぉんライフのスタートです!
IIJmio乗換え後の初期設定やアプリの説明も別の記事にて説明しますので、お楽しみにして下さい。